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2018/08/15

盂蘭盆会(ウラボンエ)②

『盂蘭盆経』では釈尊の弟子、目連尊者とその母親が中心に語られています。

 

目連が幼いころ、母親が目連だけに食べ物を与えたという事が原因になり、

目連の母親が苦しんでいる。

という事なので、雨期の時期にお坊さんに供養(布施)をします、

その事で母親が救われていったと言われています。

そして、救われた時喜びで踊ります。その踊りを「盆踊り」と言います。

 

普通、自分の事や、自分の家族の事のみを考えて生きていると思います。

しかしそれだけでは人間は救われないという事を、

この『盂蘭盆経』の話は教えてくれているように思います。

もしも、良い事をしているはずなのに幸せにならないと感じるのであれば、

それは何か、「さかさま」になっているのかもしれません

南無阿弥陀仏